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大きな病院の看護師は、看護研究や研修をしていてスキル向上心があった

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大きな病院の看護師は、看護研究や研修をしていてスキル向上心があった

大きな病院に、何度も入院していたことがあります。看護師が患者を観察しているように、患者だった私も看護師を見ていました。大変そうな仕事だなあというふうにです。私が点滴をしているときに、担当の看護師が点滴の様子を見に来たり、点滴が外れかかってしまったときに、看護師同士の会話も聞き耳を立てていました。別に、何か目論んでいるから聞いているのではなくて、入院中というのは、本当に暇で何もやることがないので、看護師の観察かテレビ観察、それか本を読むくらいしかやることがないからです。
最初のうちはテレビや本に集中していますが、それも段々飽きてきます。今では読書が趣味ですが、入退院をくりかえしていた20代半ばまでは読書の趣味がなかったので、本といっても、週刊誌などのゴシップ系の雑誌ばかりでした。
だからそのうちに看護師観察になるんです。私は言いませんでしたが、周りの患者では、先生含めての医療スタッフの噂までする人もいたくらいです。逆から言えばそれだけ、入院は暇ってことです。
看護師の会話で気になったのは、これから研修があるので、とか看護研究の件ですが、これからどうのこうの、というふうな会話です。看護師さんは、大きな病院だと勤務時間外にでも、看護研究や研修で忙しいようでプライベートの時間なんてあまり取れないのかも、と思いました。
命を扱っている仕事だから、勉強に時間を費やすのは当たり前なのかもしれませんが、これは、本当にかなり大変な仕事だ、と入院中に思いました。
看護師に対して、斜めの変な感想として可愛い人や綺麗な人が多かったので、白衣の天使というか、医療知識もあって介護も看護もできて綺麗で優しいとなると、かなりモテる仕事でもあるんだろうな、なんて風にも思いながら見ていました。
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